July 11, 2012

LIMBO



映画部の夏合宿から帰ってきました。
今年は九十九里浜で、映画を2本撮影しました。

潮風吹き荒れる中での撮影。
からっと晴れたのは3日目だけで、あとはちょっとどんより曇り空の海岸線、
白さと青さと濁った灰色の境目は、まるで元からなかったかのようでした。
東は海、南と北は延々と続く海外線、戻るには西に行くしかない、
こっちから歩いてきた、あっちには町がある、なんてったって防風林が見えてるじゃないか、、、
そんな風に逆算しないと、自分がどこにいるのかわからなくなるような、
現実味がないと言うだけでは弱い、生きた心地がしないと言うと強すぎる、
あっちとこっちの間のよくわからないところにいた気がします。


でもほんとに、一瞬だけど死んじゃったみたいな気持ちがした。
すごいね、九十九里浜。


映画部は一年の冬か、二年の春か、よくわからないけどどこかの途中でぬるりと入って、
夏合宿に行ったら、変な役職の変な幹部をまかされて、
その結果、けんごに嫌われるレベルで迷惑をかけて、、
わたしって、ほんと無責任なやつ、って何回も思ったりしながら、
協調性のなさだけを遺憾無く発揮した訳なんだけど、、、

なんだかんだ、映画部のことはすごくすきなのでした。

失ってから気づくとか、終わってからだとすべてがいい思い出とか、
よくある言い回しな訳だけど、
本当はもっとちゃんと感謝したかったのに、という思いが強く残ってる点で、
今はそれらの言い回しにすごく近い気持ちでいます。
なんで、一番大事なことは、最後までとことん忘れがちなんだろう。 

思えば、映画部自体がわたしにとっては、
なんとなく、あっちとこっちの間みたいなところでした。
宇宙みたいな壁紙の部室と、ゆったりゆったり流れる時間の中で、
あの空間を現実として、強い輪郭線のあるものとして見ることができてたひと、いるの?ってくらい。
なんか勝手に色んなものが許されてるような気がしたなあ。
すっごく甘えてたなあ。
なんだったんだろう、あれは。


変な部活でした。


これ以上書くと、あまりにセンチメンタルすぎて気持ち悪くなってきそうなので、もうやめるけど、
一個の選択がどんな帰結をもたらすかって、すごいよね、
帰結から逆算しようとしても無理だよね、
今が帰結だとしたら、偶然の選択が偉大すぎて、なんかあれだよね。
自分の選択にひれ伏す。
感謝する。
センチメンタル。



青い春なんてことばも、たぶんどこかとどこかの中間地点を指したことばだよね。

ありがとう。





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